FC2ブログ

Autodesk Revit公式トレーニングガイド

---Revitのトレーニングガイド執筆者のフォローブログです---

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

入門時代の苦労話

今日も質問にお答えします。

質問
Revitは広汎多岐な機能の故か、設定や操作が複雑で一筋縄ではいかないソフトだと感じています。
伊藤さんは入門時代にRevitをどのように学ばれたのでしょうか?
参考になる苦労話しや体験談をお聞かせ下さいませんか。

回答
10年前の話になります。
当時CGパースを書く部署の責任者をしていた私は、ある支店の設計から、設計自らパースを書きたいので、ソフトを教えて欲しいという依頼がありました。当時ソフトはMAXでしたが、さすがに設計が、業務の中でMAXを使うのは無理だと思い、なにかよいソフトはないかと探して、REVITに出会いました。支店にもソフトを入れたのでは、指導もできないと、私のところにも入れました。
その支店の結果は、惨敗でした。やはり二次元のCADとは、まったく操作が違い、戸惑いながら、頑張ったようでしたが、簡単なパースを作成することができた程度で終わりました。
私の手元には、ソフトが残りましたので、何か使えないかと思い、パースのモデリングとして、使ってみることにしました。
でも、使いやすいソフトではありませんでした。わけのわからない用語と、わかりにくいヘルプでは、乗り越えられない部分もあって、A社のY氏に、時々質問しに行きました。その当時のノートがあります。わからないことを書き、わかったことをまた書く。そんなことを繰り返していたように思います。
肝心なのは、実務で使う機会を持つということだと思います。私はパースのモデリングという機会でしたが、背伸びせず、2DCADの下絵でもいいから、何かの役に立てる方法が必要です。わけのわからない用語も、使っているうちに慣れるんだと思います。
パースの延長で、企画図を書くようになりました。この方法は、意識ある設計に興味を持って頂き、次第に普及してゆきます。
ある時、ある支店に行って、REVITの説明をしました。みんなピンと来てない感じ。
お昼休み前に、何かいま企画している建物のCADデータを下さいと言ったら、敷地に高低差のある物件のCADデータを頂きました。私は、荒かったですが、2時間で、建物を立ち上げ、午後から、その説明をしました。設計は、かなり驚いたようです。それから、彼は使うようになりました。
支店で、展開する場合、まずひとり使える人を作り、さらに複数名にし、だんだんと広げてゆく、という感じです。点から面へ、みたいな感じ。
企画が目処がついたら、実施設計です。5年前に、自ら、ある建物の実施設計をREVITで書きました。自分では、分かっているつもりでしたが、いざ締め切りのある実物件で、取り組むというのは、大変なことでした。なんとかやりきり、今のREVITの作図方法のベースができました。

これらの私の経験から、教えて欲しかったことをトレーニングガイドという形にしました。同じような苦労はしなくてよいように。

苦労話や体験談ということでしたが、参考になりましたでしょうか?

スポンサーサイト

PageTop

ショートカットキー

さて、今日も質問にお答えする。
トレーニングガイドの内容にも絡むいい質問です。

質問
個人的な操作の質問で恐縮なのですが、Revitでショートカットキーを右クリックに割り当てることは可能でしょうか?
私はAutoCADでは多用するコマンドのエイリアスを右クリックに割り付けています。
同様なことがRevitでもできたら、と思いました。

回答
現時点では、できません。
マウスの右ボタンは、直前のコマンドもしくは、過去に使ったコマンドを使う機能はありますが、あらかじめ自分で、コマンドを割り当てる、などの設定はできません。

私は、こういった機能で作業を効率化するのは、とても大切だと考えています。トレーニングガイドでも、いくつかの方法を説明していますが、キーボードショートカットが、最も実用的だと思います。
トレーニングガイドでは、私が作成したキーボードショートカットを使っています。初期設定されているキーボードショートカットは、英語ベースで体系化されておらず、使いにくいため、作りなおしました。
ポイントは、すべて2文字で作ったこと。
最初の1文字で機能を分類していること。その分類の中で最もよく使う機能を同じ文字にしたこと。よく使う機能をキーボードの左隅にまとめたこと。
例えば、Dの分類項目は建具で、DDがドア、DWが窓といった感じです。二文字目は、最初の1文字の近くに配置し、続けて入力しやすくしています。また、できれば、なんですが、機能を連想させやすい文字を使おうとしていたす。Dは、ドアを連想させます。
キーボードショートカットの利点は、作業しやすいことですが、実は教えやすいということもあります。例えば線種の設定なんて機能を出そうとすると、タブを押して、いろいろ押してたどりつきます。もちろん、どの機能がどこにあるかわかっておく必要はありますが、実際教える時は、機能の配置している位置よりも、より短い時間でより多くの便利な機能を教えるべきだと思います。だから、教えるときは、LLと押して下さい、で済みます。
すでに自分でキーボードショートカットを設定して活用していた方には何の意味もないかもしれませんし、トレーニングガイドでも、頻繁に使っているので、オリジナルのキーボードショートカットの押しつけだと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実はこの点最初に議論はありました。でも、初心者の方が、出来るだけ早くREVITを、実務で活用できるようになるためには、意味があると思い、採用することにしました。

質問された方も、キーボードショートカットは使っておられるようで、下記のようなコメントを頂いています。このように使って頂いているのは、嬉しいことですね。

コメント
トレーニングガイドのショートカットキーは、とても良く考えられていますね。
すごく使いやすいと思います。
スマホに入れて暗記中です。なんだか受験生みたいですが・・・。

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。