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Autodesk Revit公式トレーニングガイド

---Revitのトレーニングガイド執筆者のフォローブログです---

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点群データ

恥ずかしながら、まだ点群データというものを扱ったことがない。ドローンを飛ばして、レベル測量とか、さまざまな話題がある中、実際どう使えるのか、まだわからない。今回、やっと3Dスキャンをした方がよい仕事がありそうで、調べ始めたという状況である。

BDSPには、RECAPというソフトがあり、それで、直接点群データを表示できる。REVITで点群データを表示するには、このソフトで一旦読み込んで、データ化するようである。
点群のサンプルデータを測量会社から頂いたので、試してみた。点群データは200MB以上あって読み込みに時間がかかったが、RECAPで保存すると、数MBになった。REVITの読み込みも早く、動作も軽い。

あとは、このデータをどう使うか、の問題だろうと思う。データ変換のソフトもあるようだが、REVITのネイティブデータに、簡単に変換できるソフトは、まだ、発見できていない。測量会社では、2DのCADデータにするサービスもよく使われるという。

うーむ。結局二次元なのか?もう少し悩んでみる必要がありそうである。

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REVITが当たり前になる日

最近では、かなり社内でREVITを使える設計が増えてきた。AutoCADなくてもええやん、なんて言う管理職も出てきているぐらいである。
もし、企画設計か一般図までの作図でよいなら、それでもよいかもしれない。また、REVITの二次元機能も、かなり使えるので、詳細図はとりあえずREVITの2Dで、いいとするなら、なんとかなるかもしれない。
でも、実務においては、AutoCADを使う場面もある。REVITで実施図を作図できる様になるまでは、必要なツールだと思う。
REVITを使える設計は、ITスキルがたかいので、使おうと思ったら、使える。だが、REVITの方が使いやすいし、作業効率もよいので、REVITを選んでいるだけのことである。

今の課題は、申請図や実施図で、当たり前にREVITを使って貰えるようにすることである。そのために、作図ルールを作り、テンプレートやファミリを整備しなければならない。

ふと考えたら、私がやってるのは、BIMコンサルみたいな面もあるのかな?

いつかこの会社を卒業したら、他でも、役立つのであろうか?
REVITが当たり前になる日が、そのときまだ来ていないとするなら、そういったことをやってみるのも、よいかもしれない。

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新生RUG

RUGの組織が新しくなったようである。会長も第3代目となる。

私がRUGに期待するのは、ユーザー会として、ユーザーのメリットとなるような活動をして欲しいということである。

業務で活用するソフトだからこそ、日々様々な問題に直面する。会社で誰に聞いてもわからないという。仕方なく2Dで対処する。なんてことは、まだ多くあるんだろうと思う。そんなとき、助けあえるような会なら、ありがたい。

私も仕事で点群データを活用しようと思ったが、恥ずかしながら、初めてのことで、まったくわからない。何社か連絡をして、3Dスキャンはできるが、REVIT対応はできないとか、持ってないからわからない、なんてことである。例えば、こんな時、どうするのが、最良解なのかわかれば、余分な時間を使わなくて済む。

ノウハウだから、公開できないとかいうのが、まだ黎明期の日本のBIMの進歩を阻んでいる。

どんどんノウハウを公開し、さらにノウハウを吸収する。そんなのがいいな(笑)

どういった活動をされるのかわからないが、新生RUGには、おおいに期待している。

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REVITモデルのデータチェック

当社の海外の子会社で作成したREVITモデルが出来たというので、そのデータをチェックした。今回の作業は、図面を作成する目的ではなく、お客様との打ち合わせにREVITのモデルを使う、というものである。図面は、基本図程度で、わかりにくい部分もある。
こういったチェックの場合、2D的な作業では、基本的に、文字で書き、わかりにくい部分だけ、間違っている部分の図面なり、パースなりを印刷するか、画像などにして、書き込みで対応する場合が多いと思う。これだと伝わらない部分は、電話でやりとりするのであるが、海外なので、日本人のようには伝わらない。こういうやりとりも省力化できないかと思う。
そこで、今回は、REVITのデータ自体に、修正項目を盛り込むことにした。

まず、修正したいパースビューや図面ビューを用意する。これに改訂の機能で、雲マークを付け、その雲マークのパラメータとして、修正内容を書き込みする。
パースビューは2014だと、雲マークを直接ビューに付けられないので、シートにビューを並べ、そこに貼り付けてゆく。平面図ビューや必要に応じて、断面図ビューなどもシートに乗せ、まとめてゆく。
そうすると、修正内容を、すぐに印刷というのも可能となる。
修正できたら、パースビューをコピーして、すぐに修正を確認できる。
(パースビューのコピー方法は検討します。)

こういうチェック方法を、設計は身に付けるべきであろう。私が思うに、REVITで、実施図を書くためには、それなりのスキルが必要で、誰でも簡単にできるようにはならない。だから、海外で作業ということになるし、それをどうチェックするかが、最低限設計がやるべきこととなる。

この雲マークと連動した改訂機能については、近々公開できるかもしれない。

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トレーニングガイドの社内活用

トレーニングガイドを出版して、社内でも、いろいろと反響があった。REVITを使っていないような方でも、これから始めたいから、購入すると言ってくれて嬉しかった。REVITの社内教育も、辛抱強く長く取り組んでいるので、少しずつ広まりつつある、という背景もある。
昨年は、新入社員教育にも取り入れた。社員社員全員がトレーニングガイドを買い、2日間の教育を行うというもの。建築設計の新入社員全員に買ってもらうのも、少し気が引けたが、研修では、教えきれない内容も多くあり、研修後も手元に残り、あいた時間に取り組めるので、結果的には、正解だと思う。ま、印税を私が貰うわけではないしね。
先週ある支社で、REVITで設計している新入社員と話たが、最初は少し戸惑ったが、仕事でREVITを使うようになって、大変役立ってる、とのこと。

そうして、新陳代謝が起こり始める。新入社員から、教育をし、本を持たせ、仕事で使う機会を与える。なかなかベテランの年配層には受け入れにくい事でも、新入社員なら入りやすい。

昨年は新入社員50人くらいのうち、3人くらいは、大学などで、REVITを学んだようだ。年々増えてゆくのではないかと思う。

海外では、BIMを学んだ学生は、BIMに取り組んでいる企業でなければ、入らないという。企業が選ばれる時代になるかもしれませんね。
また、海外では、BIMスキルの高いものは、待遇面でも優遇されているらしい。

昨日ふと、ネットでREVITやBIMの求人で検索して、日本でもかなり求人が多いように感じた。だんだんと普及しているという事なのかな?

そんな場面にトレーニングガイドが使われているなら、とても嬉しいことなのだが。

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続続 雪の日の誓い

日経BP社の方にお話をしたが、最初は躊躇されたと思う。なにしろ、これまで短期の連載を書いた経験ぐらいで、本など書いた経験はない。本当に300ページも書けるのかと。
後日聞いた話だと、初めて本を書く人の中には、途中で書けなくなって、逃げ出す人もいるとか。音信不通になり、仕方なく代役を立てたり、なんてこともあるようだ。
だが、きっと私の熱意に押されたのか、本を書かせて頂けることになった。

それが、3月くらいだろうか。できれば、その年のイベントに間に合わせて、会場で売りたい、なんて具体的な話が出て、そこからは、大変な状態になる。

結局イベントには間に合わず、告知のみとなったが、なんとか10月末には、ほぼ完成し、12月に出版できた。実質6ヶ月くらい。土日や祭日は、すべて本を書いた。平日は仕事があるし、夜は書けないので、毎日早く起きて、朝毎日2時間程度書いていた。

監修をしてくれたN氏は、私の原稿を読み、実際にトレーニングをして、原稿のチェックもして頂いた。日経BPの担当の方も、今までREVITを、触ったこともないのに、初心者がこの本を使って、トレーニングした場合、ということで、実際にトレーニングしてくれた。
このお二人の協力がなければ、たぶん原稿は完成しなかっただろう。

私も、書くといった以上、意地もあった。最後、少し体調を崩し、詰めが甘かったのか、第1版の2014の添付データに不備があったのが、心残りではあるが。

会社には、当初から、話をして、基本的に書いてよいとは言われたが、8月を過ぎて、ほぼ完成に近づいたころ、社員の出版するルールが決まったという。それば、稟議が必要だということ。さらにその上で、著作権はすべて会社に譲渡する、というものであった。この時期に、そうしなければ、出せないなんて話だから、そうせざるを得なかった。
たしかにサラリーマンだから、副収入を得てはならないとは思うが、少々残念なことである。本音は、著作権料は会社に渡しても、著作権は渡したくなかった。ま、仕方ない。必要経費0円の稟議を書き、会社の指示に従った。

だが、なによりも、REVITのユーザにこの本で、REVITを、理解して欲しかった。ただ、純粋にそう思う。

というわけで、なんとか世に出すことができた。今更だが、協力してくれた皆様に感謝である。

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続 雪の日の誓い

雪の日の誓いなんて、タイトルだが、ロマンチックな話ではない。大雪の日に酒を酌み交わし、本を書く決心をした、ということ。
さて、昨日の続きです。本を書くということが、一介のサラリーマンには難しいということ。まず、メーカーに協力をお願いした。基本的にはどなたも合意してくれたが、アメリカのお偉いさんの合意も必要だとのこと。公式トレーニングガイドであるから、それも必要だろう。
来日したメーカーのお偉いさんに、どのように社内でREVITを進めてきたかを話した。その当時意匠設計が600人いて、企画設計でREVITを使える設計が100人だが、使いこなせる設計は5人しかいない。お恥ずかしい話だがその当時はそんな状況だった。私は、日本の現状もそんなものだといった。その中で、5人のスキルをさらに高めるより、500人の使えない設計を使えるようにすべきだと話した。だから、日本で何をすべきかを考えるには、むしろ使えない設計の話を聞き、その対策が必要だと話した。では、具体的にあなたはどうすればよいかと聞く。
それは想定内で、初心者が誰でも、始められる機会を持つために、本を出版するべきだと言い、誰が書くのかとさらに聞くから、私が書くと言った。内容はどんなものかとさらに質問。REVITが使えない500人の設計は、全員2DのCADで仕事をしている。だから、基本的なスキルはあるが、実務を抱え、一気に移行することはできない。だから、REVITでも2Dの機能があることを伝え、次に3Dで書くことの便利さを理解させたい。と説明した。この打ち合わせで、メーカーさんには、基本的な合意を頂いた。
トレーニングガイドの最初が2Dドローイングなのは、そういう意図である。REVITで仕事をしても、現時点では、図面を作る作業が発生する。そもそも自分で書いた図面が思うような線や文字で書くことが出来なければ、図面としては、2DCADに劣り、見栄えのしない気の抜けた図面になる。それを2DCADに長けた設計が設計ツールとして認めることはない。そのあたり、REVITには、上手い仕組みがあるが、なかなか伝わってない。だから本で説明したいと。

そもそもREVITを始めようとする時、いきなり立体で作ろうとする。がむしゃらに作れば、形にはなる。だけど、プレゼン用のパースしか出来ないだろう。実際そういう使い方をする設計も多い。でも、その設計は、やはり図面は2Dから脱皮できないことが多い。

次に、メーカーさんから、出版社を紹介された。最初にあった出版社は、昔短期間の連載をしたこともあり、話に乗ってくれるかと思ったが、結局駄目だった。すでに一冊出版していることと、ソフトの金額の高いREVITのユーザ数では、あまり売れないのではないかと思われたのであろう。ただ、きっとサラリーマンの私がひとりで書けないだろうと思われたかもしれない。それは仕方ない。

次に日経BP社にお会いした。長い話になったので、そのあたりは、次にします。

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雪の日の誓い

今日は雪で交通機関がマヒしているようだ。この雪になると思いだす。トレーニングガイドを出すきっかけともなった雪の日を。
ある人と呑み会の約束した。2014年の1月くらいかな。だか次第に雪が積り、普段では見れない雪景色だった。
話は、REVITはいいソフトだけど、なかなか日本で普及しない。何故だろうというもの。確かにデータ連携やパフォーマンスの向上なども大切だ。だけど、REVITに欠けているものは、わかりやすい解説本ではないか、という話になった。それがあれば、教育もできる。社内でも、使える解説本がないから、自社で作成した資料で教育せざるを得ないという現実もあった。だが、社内教育の限られた時間では、十分な教育もできない。自分でも学べる本がどうしても欲しい。
なければ作ればいい。なんて話になり、筆を取ることになる。
作るなら、実務的で、大系的なもの。表面的なものではなくて、REVITの思想がわかるもの。そんなものがよいと思った。
例えば、共有パラメータの設定方法なんて、誰も教えてはくれない。きちんと理解しなければ、REVITの中にある情報が、整理できなくなる。だから、短時間で教えることは難しい。だが、そもそもREVITの情報がどんな仕組みで入れられるのか、わからないと、REVITで、BIMなんて、できるはずがない。
だから、BIMワーキングなんてくくりで、パラメータの設定と活用方法を説明した。
実は、レンダリングについては、その雪の日に彼から、強い要望があって、書いたものだ。REVITのレンダリングはその当時まだ進化すると思っていたので、少し躊躇したが、結果的に良かったと思っている。何故なら、マテリアルにも情報を仕込む仕組みがあることも、合わせて説明出来たからである。
と、いうような本の構想を話し、気付けば、大雪であたりは大変なことになっていた。普段ならバスで10分で帰れる場所だが、1時間半かかった。だが、あれこれと構想を考えていたので、不思議と長いと感じなかった。
ただ、本を出そうと思っても、サラリーマンである私には、なかなか難しい。

この先は次回に。

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続 BIMマネージャー

BIMプロジェクトを実施する場合、その目的を何とするか?は最初に考えておかねばならない。
例えば技術的な検証であれば、どのような検証をやっておくべきか?ということである。目的に対する結果がなければ、プロジェクトを評価する指標がない。結果の評価、問題点の抽出、改善策の立案が、次のプロジェクトにつながる。

さて、前回は、プロジェクト組織の構築まで、お話した。次は、プロジェクトスケジュールと予算案の立案である。プロジェクトスケジュールは、申請や着工、竣工といったこと以外に、モデル検証とそのフィードバックと言う一般的な仕事の進め方と違うスケジュールも落とし込む。
大抵の設計者は忙しい。それ故、締め切りから逆算して作業を行う事が多い。いわゆるケツ追い、となる。出来るだけ後に作業をした方が、変更などの状況がより明確になる。そのため余裕があるプロジェクトも、結局バタバタになってしまう。
BIMプロジェクトは、スタートは早い。早ければ早いほどよい。なぜなら、モデル確認や検証などのプロセスで、問題点の早期発見と解決が、フロントローディングということだからだ。そういう仕事のプロセスの変化を設計担当に理解させておく、必要がある。
コストについては、プロジェクト予算を作り、通常業務よりコストアップする部分があれば、それを吸収する必要があるだろう。新しい技術の導入なども、プロジェクト予算に含め、少なくとも、予算不足で中途半端な結果に陥らないような計画が必要である。

次に、設計情報の連携手法を確立させる。これまでの設計は、各部署が、随時打ち合わせをしながら、個別に平行に作業が進む。BIMでは、螺旋の糸が、絡みつくような仕事の進めかたが、必要となる。
つまり、出来るだけ、リアルタイムに他部署の作業内容を把握することである。ここで重要なのは、どう、他部署の作業内容を把握するか?である。ICT技術の活用とはそういうことで、社内、社外の情報連携の方法を考えておかねばならない。この点は私はまだ模索中であるが、とても重要なことだと認識している。

これらの情報をまとめ、実施計画書として、トップに承認頂く。

そこから、BIMプロジェクトのキックオフミーティングを開催し、BIMプロジェクトの円滑な運営を行い、計画を達成するのが、BIMマネージャーの役割だ。

これから私も、久しぶりにBIMマネージャーとして、あるプロジェクトを実施する。どんなことが起こるのか、楽しみにしたい。

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BIMマネージャー

BIMを実施するためには、BIM全体を把握するBIMマネージャーが必要となる。2009年のビルドライブにおいて、そう評価されたが、当時実はあまりピンときていなかった。
さて、BIMマネージャーの役割とは何だろう?たぶん、BIM業務が定型化した企業と、まだまだ定型化していない企業で、異なってくる。
現状、BIMは根付いていない企業が多いだろう。そんな段階では、BIMマネージャーは、プロジェクトを実施するために、すべての段取りをしなければならない。
まず、プロジェクト案件の選定。設計期間、工期、BIMの予想効果、事業所の態勢、業務環境、お客様の特性などを考慮して、慎重に決めねばならない。なぜなら、最初で失敗すると、次がないからである。できれば、次々とプロジェクトを実施し、段階的に成果を上げてゆかなければならない。また、そのプロジェクトを実施することを、社内に浸透させる。特にトップに理解を得て、むしろトップダウン形で進めねば、ならない。
プロジェクトの選択が終わったら、実施組織の構築である。BIMが定型化していない企業では、自社組織だけでは、実施組織を作れない。従って社外組織を活用することになるが、これをどこを選ぶかで、大きく方向が異なる。現状BIMを頼める会社は少ない。REVITを使える派遣社員なども、ほとんど流通していない。たぶん様々な組み合わせが必要となる。

以降は、次回に。

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